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CONCEPT

マルチスタンダードは、社会が求める最適解を提示するのではなく、新しい視点をツールとしてデザインに機能させ、アイデアに形を与えることを主眼として活動しています。

 

価値観の更新は以前にも増してよりオープンな展開を見せています。美意識や慣習、人種や性別、固定観念にいたるまで、あらゆる枠組みが旧来の機能性を上書きし続けています。ものづくりの分野においても、例外ではありません。印刷技術が平面から立体にアップデートされたことで、長らく続いた均質化した物の量産体型にも終わりが見えて来ました。こうした社会において重要なことは、人々と一定のスタンダードの実像を共有することよりも、多視点的な目の獲得を人々に促進させ、ともすれば収束しようとする知見の限界を押し拡げることではないでしょうか。

 

こうした目を育んでいくためには、AIのように過去の高パフォーマンス事例を演算処理によって弾き出すといった手法だけでは不十分であり、また危険性をもはらんでいるように思います。テクノロジーがもらたす恩恵と、あらたな視座が紡ぎ出す価値とが交錯する地平にこそ、より多様性のある社会があると思うからです。

 

私たちは過去の歴史や文化の読み直しによる新たなシナリオの作成や、これまでの生産体型では実現が難しい製造方法やテクノロジーの開発、マテリアルの特性を引き出す実験など、肯定と否定を行き来しながら、自由自在に想像力を働かせる必要があると考えています。

 

Unconstrained by convention, aimed at reflecting a diverse society and updating the meaning of "harmony" to incorporate heterogeneity. Transcending human-centric doctrines, we might find the interplay between the natural and the man-made. These 5 designers each explore possibilities based on unique perspectives.

MEMBER

東京を拠点に、素材の成り立ちや時代背景のリサーチを元に制作を行う。制作領域を固定せず、現代的な要素をフィルターにすることで価値観を更新し、それによって生まれるモノが、人や空間に作用していくことで生まれる、新しい関係性や機能を生み出していく過程そのものをアートワークとしている。

Based in Tokyo, my production is attributed to the research on the nature of materials and their historical context. Free from the restraint of the production domain, values keep evolving being filtered by contemporary factors. Under this condition, the object is born with the natural influence of its surrounding people and environment. The process, the generation of new connections and functions, itself becomes an artwork.

東京を拠点に活動。空間に内在するあらゆる関係性に着目し、独自のアプローチで制作を行う。素材そのものの鮮度を大切にしながらも、人・モノ・空間への効果的な造形表現を重視し、新しい視点や価値観を生み出す可能性を探る。

Sohma Furutate has operated in Tokyo with an independent approach to design and creation based on proper attention to materials.While taking care to respect the innate quality of his materials, he effectively melds human ingenuity, material quality, and the using of space to search for the possible value in creating effective expressions through molding, in the process finding new functions and stories to tell.

松下陽亮

YOSUKE MATSUSHITA

instagram: @yokvn

東京を拠点に活動。無意識に引いてしまう認識の境界線を揺さぶることを目的とし、実験的なアプローチで制作を行う。

 

Based in Tokyo. His works are aimed to blur preconceptions of materiality within daily objects.

シン  スダンリー

SDANLEY SHEN

web: sdanleydesignworks.com

instagram: @sdanleydesignworks

2012年から台湾にてフリーランスデザイナーとして活動を開始。2018年、武蔵野美術大学工芸工業学科インテリアデザインコース大学院修了。 同年に東京にてSDANLEY DESIGN WORKSを立ち上げる。2019年にオフィス兼ショップのMOONBASEを設立。コンセプトは”人間の立場で考える”とし、活動は台湾、日本、アメリカなとのグラフィックデザインや、家具、インテリアデザインなと多岐にわたる。

Sdanley Shen Started as a freelance designer since 2012 in Taiwan. After he graduated from Musashino Art University in 2018, he established his personal design studio ‘SDANLEY DESIGN WORKS’, which based in Tokyo. “Think as human” as his main concept, now he engaging graphic design with different clients from America, Japan, and Taiwan. Also focus on furniture and interior design.

田渡大貴

DAIKI TADO

instagram: @d_tado

東京を拠点にデザイン制作を行う。ものやマテリアルを取り巻く状態や環境を多角的に観察し、実験応用することで、プロダクトの新たな意味や機能の掘り起こしを目的とする。

 

He designs and creates in Tokyo.
Through experimental observation of our environment, he strives to dig deep to find new meaning in the objects and materials by which we find ourselves surrounded.